富士急行線

 大月線は、富士馬車鉄道と都留馬車鉄道による馬車鉄道を前身とする。両社は軌間が異なっていたため、途中で乗り換えが必要で、これを解消するため大正10年に両社が合併し、大月〜金鳥居上(後の富士吉田)間の軌間を統一・電化して電気運転を開始した。しかし、馬車鉄道時代からの併用軌道では急増する旅客をさばききれなくなったため、富士山麓電気鉄道へ昭和3年1月1日に全線を譲渡し、昭和4年6月19日に大月〜富士吉田(現:富士山駅)間が新設の鉄道線に切り替えられ、馬車鉄道以来の軌道は廃止された。その後、昭和25年8月24日には富士吉田〜河口湖間が開通し、現在の形となった。昭和35年5月30日には富士山麓電気鉄道が富士急行に社名変更され、現在に至る。

 大月線

大月  上大月  田野倉  禾生  赤坂 
都留市  谷村町  都留文科大学前  十日市場  東桂 
三つ峠  寿  葭池温泉前  下吉田  月江寺 
富士山  →河口湖線       

河口湖線

←大月線  富士山  富士急ハイランド  河口湖 

訪問日:令和2年2月