北陸鉄道石川線
この路線は,大正4年6月22日 石川電気鉄道が新野々市駅(現在の新西金沢駅)〜鶴来駅間を開業したことに始まる。同年6月30日には石川電気鉄道が石川鉄道に改称した。また,大正5年1月14日金野軌道(大正8年金野鉄道に改称,大正9年金沢電気軌道に合併)が野町駅〜新野々市駅間を開業し,同年8月30日には金野軌道が西金沢駅(後の白菊町駅)〜野町駅間が延長開業した。大正11年10月1日には金沢電気軌道が西金沢駅〜新野々市駅間の軌道線(元の金野軌道線)を廃止し,1067mmに改軌・電化して地方鉄道線として開業し,石川鉄道線と直通運転を開始した。大正12年5月1日には金沢電気軌道が石川鉄道も買収した。昭和2年12月28日 金名鉄道が鶴来駅〜神社前駅(後の加賀一の宮駅)間を開業させた。こちらも昭和4年3月11日には金沢電気軌道に譲渡された。その後,昭和16年8月1日に北陸合同電気(現在の北陸電力)設立され,金沢電気軌道が合併された。昭和17年3月26日には北陸合同電気から交通部門を分離して(旧)北陸鉄道が設立された。そして昭和18年10月13日に (旧)北陸鉄道・金石電気鉄道・温泉電軌・金名鉄道・能登鉄道などが合併して北陸鉄道が設立され,石川線となる。昭和47年9月20日 白菊町駅〜野町駅間廃止。平成21年11月1日 鶴来駅〜加賀一の宮駅間が廃止され,現在に至る。

野町  西泉  新西金沢  押野  野々市 
野々市工大前  馬替  額住宅前  乙丸  四十万 
陽羽里  曽谷  道法寺  井口  小柳 
日御子  鶴来     (加賀一の宮)  

訪問日:令和元年7月