大糸線キハ52と糸魚川駅レンガ車庫最後の冬1(キハ52編)
訪問日平成22年2月

 現在走行しているキハ52の3両は旧国鉄時代の昭和40、41年に製造され、平成4年に大糸線に導入されました。近年には駆動装置や車体の老朽化が進み、部品の確保も難しくなっていました。3両のうち1両は同社の岡山支社で保存され、残り2両は廃車となる予定だそうです。3月13日からはキハ120に切り替わります。また、2014年度末までの開業を目指す北陸新幹線の建設工事に伴い、レンガ車庫は2010年秋頃までに解体・撤去されることとなってしまいました。しかし、糸魚川市の米田徹市長は2月25日の記者会見で、車庫の西側の列車出入り口全面と南側の側面の一部の壁を切り取って保存する方針を表明し、新年度一般会計当初予算案に壁の解体工事費1億円を盛り込みました。切り取り工事はJR西日本に委託し、4月中旬に工事着手し、5月末までに3連アーチ形の列車出入り口面などの壁計116平方メートルを切り取り、市に無償譲渡することで、市とJR西日本が合意したとのことです。新幹線の開業までに、譲渡された壁を糸魚川駅南口周辺で保存する方針だそうです。

糸魚川〜根知間乗車 車内はお別れ乗車の皆さんで
超満員でした。
車両はキハ52−115でした。
根知駅
根知からバスで糸魚川に
帰ってきました。
13時12分発は2番線から
の発車です。
14時49分発普通列車が車庫から
4番線に入線しました。
キハ52−115です。
この日はキハ52−115と156
でした。
125には出会えませんでした。