気仙沼線BRTをあるく1(気仙沼駅〜陸前階上間)

平成23年3月11日に起こった東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)発生により全線で不通となったが,平成24年5月7日にJR東日本が提示した気仙沼線のBRT方式による仮復旧案に対して,沿線の気仙沼市、南三陸町、登米市が合意した。そのため同年5月21日に陸前階上〜最知間で工事開始。同年8月20日に陸前階上〜最知間の専用道化工事完成に伴い、柳津〜気仙沼間でバス代行運転扱いとしてBRTによる暫定サービス提供開始した。その後も専用道の工事が進み,12月22日には歌津〜陸前港間の専用道の供用が開始されると同時に柳津〜気仙沼間でBRTが本格的に運行が開始された。翌平成25年4月25日には本吉〜小金沢間,大谷海岸〜陸前階上間,最知〜松岩間,不動の沢〜気仙沼間の4区間で専用道が供用開始となり,専用道延長は合計で11.6kmとなった。同年9月5日には陸前戸倉〜志津川間,志津川〜清水浜間,陸前港〜陸前小泉間の3区間でも専用道が供用開始となり,現在の専用道延長は合計で21.7kmとなっている。

観光案内所の前に気仙沼線
と大船渡線BRT両方の停留所
が設置されています。
気仙沼駅
南気仙沼方面は一般道
を走行します。
不動の沢駅
南気仙沼駅はJR線から
離れて国道沿いに設置
されました。ミヤコーバスの
市立病院入口停留所と
共用となっています。
南気仙沼駅
(市立病院入口)
松岩駅も国道沿いに
設置されました。ミヤコー
バス片浜停留所と共用と
なっています。
松岩駅(片浜)
最知駅は専用道上に設置されて
います。ここより陸前階上駅間は
全区間専用道となっています。
最知駅
旧駅舎をそのまま待合室
として利用しています。
ホームや駅名標・跨線橋
なども残存しています。
陸前階上駅
導入当時は乗降客がいなく
ても各駅に停車していたもの
の平成25年9月5日のダイヤ
改正より乗降客がいない場合
通過となっている。