南阿蘇鉄道(立野〜高森)
南阿蘇鉄道は、元々国鉄高森線として建設され、山を挟んだ反対側の国鉄高千穂線(旧高千穂鉄道)と連結して九州横断の鉄道を開通させることが目的だった。 しかしトンネル内から地下水が異常出水し、工事が中断。(現在は湧水トンネル公園となっている)国鉄は、コンクリート高架橋や道床も建設されていたにもかかわらず、工事を中止。これにより、国鉄高森線は盲腸線となり、さらにマイカーの普及などで利用客が減少。1986年(昭和61年)に廃止されることになった。それに対して高森町などが出資をして第3セクターとして現在に至っている。
訪問日:平成19年8月30日