仙台空港鉄道仙台空港線

仙台空港線の構想は,昭和59年3月に仙台地方陸上交通審議会が可能性検討の答申をしたことに始まる。平成3年11月には仙台空港の滑走路の拡張が決定されたのに合わせ,同年12月に空港アクセス鉄道整備検討委員会が宮城県を中心に設置され,仙台市営地下鉄の延伸,モノレール・新交通システムの新設,JR線分岐などの案が比較検討された結果最終的に第三セクターを設置することに決定。平成12年4月に仙台空港鉄道株式会社が設立され,同年6月に第一種鉄道事業の認可を取得した。平成14年12月5日に着工され,平成19年3月18日に全線開業し,現在に至る。なお平成23年3月11日に発生した東日本大震災により発生した津波によって仙台空港駅および空港トンネルは甚大な被害を受けた。しかし復旧工事により同年7月23日に名取〜美田園間で運行が再開され,同年10月1日には全線で運転を再開した。

名取 杜せきのした 美田園 仙台空港

訪問日:平成24年1月