JR高徳線(高松~徳島)

 JR高徳線は、大正14年8月1日、高松~志度間が開通したことに始まり、高松側から順次延伸され、昭和10年に全通したが、板野~池谷~吉成間は、阿波電気軌道が開業させた路線を国有化した阿波線から編入したものである。なお、阿波電気軌道は徳島と鳴門を結ぶ目的で、古川~中原 ~吉成 ~池谷~ 撫養(後のゑびす前)間を大正5年7月1日に開業させたが、中原から徳島市街の富田橋(後に新町橋)まで渡船(吉野川連絡船)で連絡していた。大正12年2月15日には池谷 ~阿波大寺(現在の板野)~ 鍛冶屋原間を開業させた。なお、阿波電気軌道と名乗ってはいたが全路線が非電化で、電化できず後に阿波鉄道と改称している。また、高徳本線(現・高徳線)全通と同時に、板西~鍛冶屋原間が鍛冶屋原線として分離されたが、昭和43年には赤字83線に指定され、昭和47年1月16日に廃止となっている。

高松  昭和町  栗林公園北口  栗林  木太町 
屋島  古高松南  八栗口  讃岐牟礼  志度 
オレンジタウン  造田  神前  讃岐津田  鶴羽 
丹生  三本松  讃岐白鳥  引田  讃岐相生 
阿波大宮  板野  阿波川端  板東  池谷 
勝瑞  吉成  佐古  徳島   

訪問日:池谷~徳島間令和5年12月
高松駅令和5年12月