JR牟岐線(徳島〜海部)

現在の徳島 〜中田間は,小松島港発着の船との連絡線として大正2年4月20日に開業させた徳島 〜小松島間の一部で,開業当初から鉄道院が借り上げをおこなった。大正6年には国有化され,小松島軽便線となる。大正11年には軽便線から小松島線に改称された。その後昭和36年に徳島〜牟岐間が牟岐線とされ,中田〜小松島間が小松島線となった。小松島線は昭和60年に廃止されている。また,中田〜羽ノ浦間は,大正5年12月15日に開業した阿南鉄道中田〜古庄間の路線の一部である。鉄道敷設法の計画では阿南鉄道の終点である古庄駅付近までとしていたが,羽ノ浦駅から分岐してより南部まで延伸されることとなった。そのため羽ノ浦 〜海部間は昭和11年3月27日に羽ノ浦〜桑野間が建設されたのを皮切りに順次延伸し,昭和48年10月1日に終点海部駅まで開業した。

徳島 阿波富田 二軒屋 文化の森 地蔵橋
中田 南小松島 阿波赤石 立江 羽ノ浦
西原 阿波中島 阿南 見能林 阿波橘
桑野 新野 阿波福井 由岐 〔臨〕田井ノ浜
木岐 北河内 日和佐 山河内 辺川
牟岐 鯖瀬 浅川 阿波海南 海部

訪問日:平成20年9月