JR参宮線(多気〜鳥羽)

戦前には伊勢神宮への参詣路線として一部区間が複線化され,多くの直通参詣列車が運転されていた。しかし昭和19年には戦争のための資材供出により単線化された。また,参宮線の一部であった亀山〜多気間は昭和34年の紀勢本線全通時に同線に編入され,多気〜鳥羽までという現在の形となった。昭和43年には伊勢市駅〜鳥羽駅間が赤字83線の一つに挙げられ,その後の特定地方交通線選定においても第3次特定地方交通線の選定対象に挙げられたが,ピーク時の乗客が一方向1時間1,000人を超すために選定されず,現在まで存続している。

多気 外城田 田丸 宮川
山田上口 伊勢市 五十鈴ヶ丘 二見浦
松下 (臨)池の浦シーサイド 鳥羽