JR羽越本線

 新潟県内の羽越本線は大正元年9月2日新津駅〜新発田駅間が信越線として開業したことに始まる。その後,大正3年6月2日に新発田駅〜中条駅間 が村上線として延伸したのと同時に,新津駅〜新発田駅間を編入して,新津駅〜中条駅が村上線となった。同年11月1日には中条駅〜村上駅間が延伸した。また,山形県内では大正3年12月24日に酒田線余目駅〜酒田駅間が延伸開業したことに始まる。大正6年11月1日には新庄駅〜酒田駅間と貨物支線酒田駅〜最上川駅間が陸羽西線に改称された。大正7年9月21日余目駅〜鶴岡仮駅間が延伸開業し,大正8年7月6日に鶴岡仮駅〜鶴岡駅間,大正8年12月5日には酒田駅〜遊佐駅間 ,鶴岡駅〜羽前大山駅間,大正9年7月20日に遊佐駅〜吹浦間,大正10年11月15日に吹浦駅〜象潟駅間,大正11年5月22日には羽前大山駅〜三瀬駅間,大正11年6月30日に象潟駅〜羽後本荘駅(秋田県)間,同年10月16日が羽後本荘駅(秋田県)〜羽後岩谷駅(秋田県)間,大正12年3月18日に三瀬駅〜温海駅間,同年11月23日に温海駅〜鼠ヶ関駅間と順次延伸開業していった。秋田県内は大正9年2月22日に秋田駅〜道川駅間が羽越北線として開業したことに始まり,同年7月30日に道川駅〜羽後亀田駅間,大正13年4月20日に羽後亀田駅〜羽後岩谷駅間が延伸開業し,陸羽西線鼠ヶ関駅〜羽後岩谷駅間を編入して秋田駅〜鼠ヶ関駅が羽越線に改称された。その後の大正13年7月31日に村上駅〜鼠ヶ関駅間 が延伸開業したことにより,村上線を羽越線に編入し,新津駅〜秋田駅間と酒田駅〜最上川駅間が羽越線として全通した。なお,大正14年11月20日に支線である赤谷線の開業に伴い羽越本線に改称した。

新津  京ヶ瀬  水原  神山  月岡 
中浦  新発田  加治  金塚  中条 
平木田  坂町  平林  岩船町  村上 
間島  越後早川  桑川  今川  越後寒川 
勝木  府屋  鼠ヶ関  小岩川  あつみ温泉 
五十川  小波渡  三瀬  羽前水沢  羽前大山 
鶴岡  藤島  西袋  余目  北余目 
砂越  東酒田  酒田  本楯  南鳥海 
遊佐  吹浦  女鹿  小砂川  上浜 
象潟  金浦  仁賀保  西目  羽後本荘 
羽後岩谷  折渡 羽後亀田  岩城みなと  道川 
下浜  桂根  新屋  羽後牛島  秋田 

訪問日:平成27年9月,平成28年5月,平成28年9月