山田線(海線)復旧工事(駅を中心に)
平成23年3月11日に発生した東日本大震災により,宮古〜 釜石間 は,津波により大きな被害があった地域である。この区間の復旧について,JR東日本は、平成24年6月25日と2013年9月25日の2回にわたって,本復旧は,気仙沼線・大船渡線と同様にBRTにより仮復旧する案を正式提案した。地元市町はこれを拒否。平成26年1月31日の第7回山田線復興調整会議においてJR東日本は、210億円と試算された復旧費用のうち線路や設備などの原状回復に伴う140億円を自社で負担すると明言した上で,被災した線路や駅舎を復旧させ,10年間の赤字補填分などとして5億円を負担し,三陸鉄道に,経営移管する案を示した。同年12月24日,移管受け入れについては合意(JR東日本からの移管協力金30億円の使途については継続協議),平成27年の年明けにも基本合意を結ぶこととなった。不通区間の復旧工事は平成27年3月7日に着工した。復旧費用210億円のうちJR東日本が140億円を負担し,残りの70億円を復興交付金から支出することとなった。平成30年7月18日までに同区間の復旧工事のうち,建築工事が全て完了し,同区間のレールが全線で締結された。三陸鉄道は,JR東日本から移管される山田線の宮古 - 釜石間について,平成31年3月23日に運行を開始することとなった。
両石駅 | ||
鵜住居駅 | ||
鵜住居駅逆側より | ||
釜石鵜住居復興スタジアム ラグビーワールドカップ の会場の一つです。 |
||
鵜住居〜大槌間 | ||
大槌駅 | ||
大槌町役場跡 | ||
吉里吉里駅 | ||
浪板海岸駅 | ||
岩手船越駅 | ||
岩手船越〜織笠駅間 | ||
織笠駅 移転開業予定 |
||
陸中山田駅 駅舎はまだできていません でしたが,スーパーやバス 停,図書館などができてい ました。 |
||
豊間根駅 | ||
津軽石駅 | ||
国道45号沿いには多くの 場所で堤防ができています。 |
||
磯鶏駅 | ||
宮古駅 三陸鉄道移管後は現JRの 駅舎は三陸鉄道の駅舎と なり,現三陸鉄道の駅舎は 事務所となる予定のようで す。 |
訪問日:平成30年8月