大井川鐵道本線

　大井川鐵道は大井川本線と、中部電力から運営受託している井川線（南アルプスあぷとライン）を有している。本線は大正10年7月6日に駿府鉄道に対し鉄道免許状下付されたことにはじまる。大正11年5月1日には大井川鉄道へ名称変更，大正12年2月22日には起業目論見変更認可された。そして昭和2年6月10日に金谷駅から現在は廃止された横岡駅間が開通した。その後も順次延伸を繰り返し，昭和4年12月1日には家山駅まで，昭和6年12月1日には千頭駅まで開通を果たす。また，昭和24年11月18日には金谷駅〜千頭駅間が電化され，現在に至っている。令和4年9月24日の台風15号による土砂災害の影響で全線で運転を見合わせ、同年12月16日金谷〜家山駅間の運行を再開したが、家山〜千頭駅間は運転見合わせが続いている。