JR田沢湖線(盛岡〜大曲)

 軽便鉄道法により計画された路線である。盛岡側は橋場軽便線として大正11年に盛岡〜橋場間が、大曲側は生保内軽便線として大正12年に大曲〜生保内(現在の田沢湖)間が開業した。その後橋場〜生保内間が生橋線として着工されたが、戦争の激化により中止され、昭和19年には橋場線の雫石〜橋場間が不要不急線として休止となる。昭和39年に盛岡〜赤渕間を新線として工事が開始され、昭和41年10月20日に全通。田沢湖線と改称された。昭和57年の東北新幹線盛岡開業に伴って、盛岡〜秋田間の連絡ルートとして電化された。その後、東京〜秋田間のミニ新幹線構想が浮上し、新幹線と同じ軌間1435mmに改軌が行なわれ、平成9年に秋田新幹線が開業となり現在に至る。令和5年3月18日には盛岡〜大釜駅間に前潟駅が新設された。

盛岡 前潟 大釜 小岩井 雫石 春木場
赤渕 田沢湖 刺巻 神代 生田 角館
鶯野 羽後長野 鑓見内 羽後四ツ屋 北大曲 大曲

訪問日平成18年11月、平成30年5月