天竜浜名湖鉄道天竜浜名湖線

 国鉄二俣線はもともと改正鉄道敷設法別表第63号の遠美線(掛川から遠江二俣,三河大野を経て岐阜県の大井(現恵那)に至る鉄道)として計画されたが,軍事上の要請から海岸線を通る東海道本線が敵軍の攻撃により不通になった際のバイパスとするため,遠江二俣と新所原(法律の条文上は豊橋)の間を改正鉄道敷設法別表に第63号ノ2として昭和8年に追加した上で建設された。昭和10年4月17日に掛川〜遠江森間が開通したのを手始めに 昭和11年12月1日二俣西線新所原〜三ヶ日間 (12.1km) 開通。(このとき二俣線は二俣東線に改称)昭和13年4月1日に二俣西線三ヶ日〜金指間延伸,昭和15年6月1日には遠江森〜金指間が延伸し,掛川 -〜新所原間全通し,二俣東線が新規開業区間及び二俣西線を編入し二俣線に改称した。その後,昭和59年6月22日第2次廃止対象特定地方交通線として廃止が承認されると沿線自治体などが出資する第三セクター企業である天竜浜名湖鉄道株式会社が昭和61年8月18日に設立され,昭和62年3月15日に国鉄二俣線廃止に伴い,開業し,今日に至る。

掛川  掛川市役所前  西掛川  桜木  いこいの広場 
細谷  原谷  原田  戸綿  遠州森 
森町病院前  円田  遠江一宮  敷地  豊岡 
上野部  天竜二俣  二俣本町  西鹿島  岩水寺
宮口  フルーツパーク  都田  常葉大学前  金指 
岡地  気賀  西気賀  寸座  浜名湖佐久米 
東都筑  都筑  三ヶ日 奥浜名湖  尾奈 
知波田  大森  アスモ前  新所原   

訪問日:平成28年12月,平成29年3月