津軽線(三厩〜蟹田間)

 大正11年「改正鉄道敷設法」により青森−三厩−小泊−五所川原間が計画された。しかし、五所川原〜津軽中里間が津軽鉄道として昭和5年に開通したものの、津軽線の建設は昭和26年12月5日に青森〜蟹田間が、昭和33年10月21日には蟹田〜三厩間が開通した。昭和63年には青函トンネルの本州側の取付け路線として整備され、青函トンネル開業時には青森〜新中小国信号場間の電化や交換設備の増設が行なわれ、本州と北海道を結ぶ大動脈・津軽海峡線の一部となった。しかし、新中小国〜三厩間は取り残された形となり現在に至っている。なお、平成28年3月26日の北海道新幹線開業に伴い、津軽海峡線の愛称は廃止となった。
 令和4年8月3日、9日の大雨のため蟹田〜三厩間が長期運休となっている。同年12月19日には、JR東日本が復旧に最低6億円かかるとし、自治体と廃止の可能性も含めて協議を開始したことを発表した。

 

全駅名

(非電化区間)

三厩 津軽浜名 今別 大川平 津軽二股 中小国 蟹田→

訪問日 平成18年8月
平成27年8月

(電化区間)

瀬辺地 郷沢 蓬田 中沢 後潟 左堰
奥内 津軽宮田 油川 青森

訪問日 平成22年8月