JR江差線
軽便鉄道法により計画され、大正2年9月15日に上磯軽便線として五稜郭駅〜上磯駅間が開業したことにはじまる。その後昭和5年10月25日の上磯〜木古内駅間が延伸,昭和10年12月10日には木古内駅〜湯ノ岱駅間延伸を経て,昭和11年11月10日湯ノ岱〜江差間が延伸し,全線開通となった。五稜郭〜木古内駅間は青函トンネルの北海道側の接続路線とされ,昭和63年3月13日津軽海峡線の一部となった。木古内駅〜江差駅間はローカル線として取り残された。北海道新幹線の新青森駅 〜新函館駅間の開業(2015年度末開業予定)に伴い江差線のうち五稜郭駅〜木古内駅間はJR北海道から経営分離される予定である。平成23年10月31日北海道は江差線の五稜郭駅〜木古内駅間をバス転換する方針を提案した。これに対し北斗市および函館市の強い反発により同年12月および平成24年1月に北海道はバス転換案を撤回し第三セクター方式で鉄道を維持する方針を表明した。平成24年8月7日にはJR北海道が木古内駅〜江差駅間を廃線・バス転換する方向で検討に入り、同年9月3日沿線自治体に対して平成26年度初頭に木古内駅〜江差駅間を廃止したい旨を説明し,沿線3町は代替輸送確保が成されれば廃止了承する構えであると報じられた。平成25年3月28日江差・上ノ国・木古内3町の首長が廃止,バス転換に同意した。同年4月26日JR北海道が国土交通省に廃止届を提出し,平成26年5月12日付で廃止された。その後、平成28年3月26日には五稜郭〜木古内間が道南いさりび鉄道に移管された。
(津軽海峡線)平成28年3月26日道南いさりび鉄道に移管
(非電化区間)平成26年5月12日廃止
訪問日:平成25年8月