JR常磐線(いわき以北)

 この区間は磐城線として明治30年8月29日平(現いわき)〜久ノ浜間が開通したことにはじまる。その後同年11月10日中村(現相馬)〜岩沼間,明治31年4月3日中村〜原ノ町間,同年5月11日原ノ町〜小高間,同年8月23日久ノ浜〜小高間が開通し全通した。明治34年8月8日には土浦線,水戸線(友部〜水戸間),貨物支線,磐城線,隅田川線を統合し,海岸線に改称。明治42年10月12日には常磐線に改称となる。平成23年3月11日東北地方太平洋沖地震が発生し,津波の影響を受け取手駅以北の区間においては翌日以降も不通となった。5月14日までに上野〜 久ノ浜間,亘理 〜仙台間で列車の運行を再開し,津波の被害が比較的少なかった久ノ浜〜広野間は広野駅への仮設ホームを設置し,同年10月10日に運行を再開した。また、同じく津波の被害が比較的少なかった原ノ町〜相馬間では同年12月21日に運行を再開した。また,浜吉田〜亘理間も平成25年3月16日に運行を再開した。また,広野〜竜田間は平成26年春の運行再開を目指すとJR水戸支社から発表があった。津波被害が大きかった宮城県山元町では常磐線の線路と山下駅・坂元駅の移設を含めた都市計画、福島県新地町では常磐線の線路と新地駅の移設を含めた都市計画をそれぞれ立てている。その後JR東日本仙台支社及び水戸支社が平成24年3月5日に相馬〜亘理間のうち駒ヶ嶺〜浜吉田間については現位置より山側に移設させることが発表された。また、当該区間は用地買収後、工事着手してから復旧までに3年を要する見込みであると発表した。また水戸支社が9月27日に発表によると駒ヶ嶺〜浜吉田間の線路移設工事は用地取得を前提に平成26年春に着手すると発表し,早ければ平成29年に相馬〜浜吉田間が復旧する予定となっている。なお,広野〜竜田間は平成26年6月1日より運行が再開された。福島第一原子力発電所事故の影響で立ち入りが禁止されている区間がある中,立ち入りができる区間について現状を記録として残してみました。

草野〜竜田間平成24年11月訪問
磐城太田〜岩沼間平成24年1月訪問

富岡,浪江〜磐城太田間,相馬駅,浜吉田駅平成26年3月訪問
木戸,竜田駅平成26年9月訪問

いわき 草野 四ツ倉 久ノ浜 末続
広野 木戸 竜田 富岡 夜ノ森
大野 双葉 浪江 桃内 小高
磐城太田 原ノ町 鹿島 日立木 相馬
駒ヶ嶺 新地 坂元 山下 浜吉田
亘理 逢隈 岩沼

灰色は不通区間,濃い灰色は帰還困難区域内のため立ち入り禁止区域