JR成田線
明治27年に創立された下総鉄道は、明治28年8月22日に成田鉄道株式会社へと社名を変更、同年11月27日に鉄道敷設の免許状を取得した。これにより敷設が始められ、明治30年1月19日、佐倉〜成田駅間が開通し、その後、成田駅以降の延伸が進められ、明治31年2月3日には当初の敷設計画の終点であった佐原駅までが開業、明治34年4月1日には成田〜我孫子駅間(現在の我孫子支線)が開通した。この支線は明治29年に設立された関東鉄道(明治30年成田鉄道と合併)が申請していた成田〜川越間の免許を、成田鉄道延長線として成田〜我孫子間に短縮の上、開通させた。大正9年9月1日に成田鉄道は国有化され、佐倉〜我孫子駅間、成田〜佐原駅間が成田線となった。その後、昭和8年3月11日には松岸駅まで開通したことで総武本線と接続することとなった。
訪問日:本線・空港支線令和5年1月
我孫子支線令和5年7月
本線
空港支線
我孫子支線